フリーライター、書くヒト

フリーライターの篠原修司が書くブログ。実際に働きながら身につけた文章のテクニックやネット炎上の事例、フリーランスについてのあれこれを書いてます。

日本体育大学が日本大学アメリカンフットボール部の悪質タックル問題で誹謗中傷を受ける風評被害

 5月6日、日本大学と関西学院大学のアメリカンフットボール部の定期戦において発生した悪質タックル問題について、日本体育大学が「本学へ誤った誹謗・中傷をふくめ多くの意見が届いている」と5月24日に発表しました。

炎上までの流れ

 5月6日、日本大学と関西学院大学のアメリカンフットボール部の定期戦で悪質なタックルが行われる。

 タックルの映像がSNSで「問題ではないか」と拡散され、話題になる。

 5月12日、関西学院大学が抗議文書を日本大学に5月10日付けで送付したと発表。

 5月15日、日本大学が「内田監督の指示を否定する」文書を関西学院大学に提出。

 5月19日、日本大学の内田監督が関西学院大学に謝罪。辞意を表明する。

 5月21日、関西学院大学の被害選手の父親が記者会見を行う。

 5月22日、悪質タックルを実行した日本大学の加害選手が記者会見を行う。

 5月24日、日本体育大学が悪質タックル問題について「風評被害を受けている」と読み取れる内容の文書を発表。

日本(にほん)大学アメリカンフットボール部の反則行為に関する件について

日本(にほん)大学アメリカンフットボール部の反則行為に関連して、本学(日本体育大学:にっぽんたいいくだいがく)アメリカンフットボール部及び学生に対して、誤った誹謗・中傷を含め、多くの御意見やお問い合わせを戴いております。

本学学生が安心して学生生活を送れるよう、御理解願います。

なお、本学としても、このようなことがないよう、その指導に努めてまいります。

日本(にほん)大学アメリカンフットボール部の反則行為に関する件について|重要なお知らせ|日本体育大学

どうすれば炎上を防げたか?

 日本体育大学は悪質タックル問題に全く関係がないため、防ぐ手段はなかったと思います。

名前が似ている人物・団体への抗議はよく起こる

 今回は日本体育大学(無関係)が日本大学(当事者)と勘違いされた風評被害でしたが、名前が似ている人物・団体への誤った抗議はよく起こります。

 例えば人物では、2013年に山本太郎参院議員(みんなの党:当時)が天皇陛下に手紙を渡した問題で、山本一太参議院議員(自民党)への批判が起こりました。

 また、団体では2018年3月に起きたレスリングの伊調馨選手へのパワハラ告発問題にて、愛知県の至学館大学への批判が鹿児島県の志學館大学へ寄せられていることが分かっています。

 おそらくはニュースを知ったあと、怒った勢いのまま連絡先を調べているため間違うのだと思われます。

 この問題はずっと起きているため、基本的に防ぐ方法がありません。しかし、風評被害に遭っている側は「間違っています」と公表することで、間違っている人に対して「それ間違ってますよ」とほかの人が伝えやすくなります。

 関係のないことで発表を行うのは難しいかもしれませんが、否定のリリースは出す方が良いです。

炎上の結果起きたこと

 日本体育大学への風評被害が軽減。また、被害を知った個人が誤っている人物に対して注意をうながせるようになりました。